自分もおもちゃが欲しいと駄々をこねる道化師ココに、マックスおじさんは様々なおもちゃを描いてやる。
喜ぶココだが、勝手に動き始めた泥棒人形がお嬢様人形を誘拐してしまう。ココはお嬢様人形を助けてやろうと木馬でひとっとび…のはずがしょせん木馬、びくとも動かない。
仕方なくココは自力でお嬢様を救出する。だがお嬢様も人形、抱き着いた瞬間バラバラに。
怒ったココは現実世界へと飛び出し、おもちゃを好き放題に動かすのであった。
作品のストーリー構成は平凡、オチも『現実と漫画の融合』という同時期のインク壺作品でよく用いられた物であり、特徴的な面はあまり見当たらない。
だがおもちゃの奇妙なデザインや作品内で何度も登場するその奇抜な発想からは、初期のフライシャーが持っていた独創的な一面がしっかり伺える。
またこの時期の『インク壺』シリーズは1950年代にテレビ・家庭用の16ミリフィルムとして再販売されており、その際に新たに追加されたウィンストン・シャープルズによる軽快なサウンドトラックも作品の魅力を一層高めている。
※収録DVD:Cartoon Rarities of the 1920s
だがおもちゃの奇妙なデザインや作品内で何度も登場するその奇抜な発想からは、初期のフライシャーが持っていた独創的な一面がしっかり伺える。
またこの時期の『インク壺』シリーズは1950年代にテレビ・家庭用の16ミリフィルムとして再販売されており、その際に新たに追加されたウィンストン・シャープルズによる軽快なサウンドトラックも作品の魅力を一層高めている。
※収録DVD:Cartoon Rarities of the 1920s
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