公開日:1931年1月23日
評価点:★5
みんなでやれば怖くない、小鳥軍団が鷹に戦いを挑む
シリー・シンフォニー第16作。タイトルはアメリカの慣用句『Bird of a feather』から採られているが、本編はというと何の事はない、ディズニー作品で何度となく用いられてきた勧善懲悪ものである。
ある湖の近く、小鳥たちは平和に暮らしていた。フクロウは歌い鶏は子どもを育てる。そんな平穏な日常が続くかと思いきや、突如彼らを狙う大きな鷹が現れた。彼はヒヨコを誘拐し、自分のエサにしようとしたのだ。そこで怒った小鳥たち。彼らは軍団を組み、集団で鷹に襲い掛かる。あえなく敗北した鷹は、真っ逆さまに地面へと落ちていく。こうして無事にお母さんの元に帰ってこれたヒヨコとその仲間たち。お母さんは息子をしっかりと抱きしめるのだった。
ストーリーはきちんと筋が通っているが、これといって面白みがある訳ではなく至って平凡。作画・演出面から見てもまさに判で押したような30年代初期のディズニー作品である。
だが、冒頭のフクロウや小鳥たちによる歌のシーンは見ていて楽しく、ディズニーならではの牧歌的な雰囲気を味わう事ができる。また、小鳥軍団が鷹を襲うシーンもなかなか迫力がありこちらも結構楽しめる。
特別惹きつけられる何かがある、という訳ではないが、7分の間幸せなひと時を過ごす事ができるディズニーらしい佳作である。
だが、冒頭のフクロウや小鳥たちによる歌のシーンは見ていて楽しく、ディズニーならではの牧歌的な雰囲気を味わう事ができる。また、小鳥軍団が鷹を襲うシーンもなかなか迫力がありこちらも結構楽しめる。
特別惹きつけられる何かがある、という訳ではないが、7分の間幸せなひと時を過ごす事ができるディズニーらしい佳作である。
※収録DVD:シリー・シンフォニー 限定保存版 (初回限定) [DVD]
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